【小学館】 女性向け漫画が立ち読み可能に!
漫画立ち読み可能に!
小学館が、書店で漫画を立ち読みできないようにするフィルム包装の取りやめを始めました。
この呼びかけは「コミックス脱シュリンクパックプロジェクト」と名付けられているそうです。
この春から、一部の書店でフィルム包装をやめたところ、少女・女性向け漫画で売り上げが20%増えたため、今後拡大する方針にするとのことです。
フィルム包装
フィルム包装は、立ち読みや破損防止のため30年ほど前から書店での採用が開始されました。
しかし、「近年は出版不況や漫画離れの影響で、漫画売り場に立ち寄る人が減っていると実感していた」と、出版社の人はいいます。
電子書籍では、試し読みシステムを取り込むと漫画の売り上げが増えたといいます。
そこから見習い、「まずは読んでもらうため、接点を増やしたい」と、フィルム包装をやめるチャレンジを始めました。
結果は・・・
その結果、少女・女性向け漫画では、包装をかける書店に比べ、売り上げが20%増えたといいます。
少年・青年向け漫画では売り上げに大きな変化はありませんでしたが、店員へのアンケートでは好評を得たので、小学館は今後、さらに他店へのフィルム包装取りやめの呼びかけの拡大を検討するそうです。
ネットでの反響
賛成派
- 中身が分からない物は買う気にならないからよかった
- 表紙と裏表紙の少ない説明だけでは買う気にならなかったのでいいと思う
- ネットにはない「手に取って見れる」ことができるのはいい
- 中身を確認できるようになるのは嬉しい
反対派
- 何人もの人が見ててボロボロになるのではないか、そうなったら買いたくない
- どんな人が中身まで触ったかわからないのは嫌だ
この反対派に対する意見として、「立ち読み用に1冊置いておいて、実際に買うのはフィルム包装の物を買えばいい」というものがありました。
今後の小学館の売れ行きに注目していきます。